エクセルの関数技35回

エクセルの関数技 ASC関数 JIS関数

文字列操作関数の中で、地味ながらとても役立つ関数が、入力済みの全角文字を半角にするASC関数や、半角文字を後から全角にするJIS関数です。
また、UPPER関数は、英字の小文字を大文字に、LOWER関数で大文字を小文字に変換します。
PROPER関数は、英単語の先頭文字を大文字にし、2文字目以降を小文字にします。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技35回サンプルデータ

全角を半角に、半角を全角に変換する

「この名簿のフリガナを全部半角に直してくれないか?」などと上司に突然言われたことありませんか?
まさか「おいおい、簡単にいうなよ、たいへんなんだから。はじめから言ってくれよ。」とはいえませんね。

名簿のフリガナを全角から半角に、半角から全角に変換したい時、入力し直すのは大変なので、関数で一発変換といきましょう!

全角文字を半角に変換するにはASC関数、半角文字を全角に変換するにはJIS関数を使います。

=ASC(文字列) ■全角文字を半角にする
=JIS(文字列) ■半角文字を全角にする

全角を半角に変換するには、ASC関数

この名簿のフリガナを全角から半角に変更します。
ASC関数使い方
作業をするために、半角で表示する列を一列追加しています。
ASC関数の使い方3
C2セルに =ASC(B2)と式を入力します。
ASC関数の使い方2
B2セルの文字列がC2セルで半角表示になりました。
ASC関数の使い方4
この式をC3セル以下にオートフィルでコピーすれば、大量変換も一発でできます。
ASC関数の使い方5
≪関数の挿入≫ボタンを使うとき

(1)結果を表示したいセル(例ではC2セル)を選択し[関数の挿入]ボタンをクリックします。
(2)ASC関数を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
変換元となるセル(例ではB2セル)を選択し、[OK]ボタンを押せば完了です。

(3)あとは必要に応じて、C3セル以下にもオートフィルで数式をコピーしておきます。

半角文字を全角に変換したい~JIS関数

やはり、全角表示させるための列を1列追加しています。
C2セルに =JIS(B2)と式を入力します。
JIS関数の使い方
B2セルの文字列がC2セルで全角表示になりました。
C3セル以下にもオートフィルで数式をコピーしておきます。
JIS関数の使い方2
式がコピーされて、半角文字列が全角でとなりの列に表示されました。B列は非表示にしておきましょう。
JIS関数の使い方3

■文字列に含まれる英字をすべて大文字に変換したい時

英字の場合、UPPER関数で小文字を大文字に、LOWER関数で大文字を小文字にできます。
PROPER関数は、英単語の先頭文字を大文字にし、2文字目以降を小文字にします。
UPPER関数
入力されている式は以下のようになっています。
=UPPER(A1),=LOWER(A2),=PROPER(A3)
LOWER関数

英単語の先頭を大文字に変換するにはPROPER関数

PROPER関数は、英文字の商品名の修正などに活躍します。
書式 PROPER(文字列)

PROPER関数
スポンサーリンク
スポンサーリンク