IF関数を複数条件で使う場合OR関数

IF関数にOR関数で複数条件

IF関数の複数条件にOR関数 エクセルの関数技

IF関数を複数条件で使う場合OR関数

ExcelのIF関数で、複数条件を使うケースで、OR関数を使う場合を紹介します。OR関数は論理関数です。 ANDなら「もしAかつB」を指定することができます。OR関数だと論理和を求めますから、「もしAか、またはBでも(AでもBでも)」を指定できます。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技55C回OR関数サンプル
Excelバージョン:Excel20192016201320102007

IF関数の複数条件「または」ORの入れ子

IF関数の書式は、 =IF(条件式,真の場合,偽の場合) でしたね。
今回は、条件式には入れ子で、OR関数を使います。
IF関数の複数条件「または」

1つでも50点未満なら不合格

進級テストで、1つでも50点未満なら不合格だとします。
IF関数の複数条件OR関数
英語1教科だけならば、IF関数で、以下の式がすぐに浮かぶと思います。
=IF(B3<=50,"不合格","合格")
IF関数の複数条件OR関数2
条件式の部分に、OR関数で複数条件を設定します。
条件は英語が50点以下、または数学が50点以下、または国語が50点以下なら、となります。
OR(B3<=50,C3<=50,D3<=50) このOR関数の式を先ほどのIF関数の条件式にいれてやります。
=IF(OR(B3<=50,C3<=50,D3<=50),"不合格","合格")
IF関数の複数条件OR関数3
数式はオートフィルで下までコピーします。

IF関数の複数条件OR関数4
IF関数の複数条件で論理和ORの場合の完成です。
IF関数の複数条件OR関数5
今日の講義は以上です。お疲れ様でした。