条件にあったセルの個数を数えるCOUNTIF関数

COUNTIF（カウントイフ）関数

検索条件にあったセルの検索 エクセルの関数技

条件にあったセルの数COUNTIF関数

条件に一致するセルの個数を数えます。COUNTIF関数は、Excel 2000～2013,2016 共通です。
Excelバージョン：Excel2016201320102007200320022000

COUNTIF関数で条件検索～COUNT系の関数

COUNT関数は、数値だけを数える関数でした。一方COUNTA 関数は、引数リストの各項目に含まれるデータならなんでも数える関数でした。
こんどは、COUNTIF関数を紹介します。COUNTIF 関数は、指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致する個数を数えます。

COUNTIF関数で検索条件は「未提出」

COUNTIF関数でレポート未提出者は何人にいるのかを調べましょう。
■COUNTIF（カウントイフ）関数
書式 COUNTIF(範囲,"検索条件")
COUNTIF関数の引数検索条件には数値、式、セル範囲、文字列で指定することができますが、数値以外を指定する場合は、 ""(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。

範囲の条件にあったデータを数えてくれます。

例えば宿題の結果を範囲として検索条件を”未提出”とした場合、引数の文字列は""(ダブルクォーテーション)で囲ってください。

=COUNTIF(B3:B10,"未提出")　

結果は、以下となりました。レポート未提出者は2人です。

COUNTIF関数で空白をカウントしたい

COUNTIF関数で空白をカウントする場合は、検索条件で　""　を指定して、
=COUNTIF(B3:B10,"未提出") とすれば、空白セルだけをカウントします。

COUNTIF関数で空白以外をカウントしたい

どうしてもCOUNTIF関数を使いたいなら、式は
=COUNTIF(B3:B10,"<>")　とすれば、空白以外をカウントできます。

結果はそれぞれ、以下のようになります。